【11万人目の】革命ごっこ【参加者です】

趣味者界のはじっこに立つこと3年。まだまだサヨク本収集は続きます。

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在日朝鮮人の友への手紙

どうもご無沙汰でございます。

先日古本屋で『イラク「人質」事件と自己責任論私たちはこう動いた・こう考える(大月書店)』という愉快な本を見つけたので思わず買ってしまいました。

この本の中に本田雅和(アスパラクラブに左遷)が書いた「在日朝鮮人の友への手紙」という特上愉快コラムが掲載されておりますので紹介させていただきます。

在日朝鮮人の友への手紙
本田雅和(ジャーナリスト)

辛淑玉さま
 その後、お元気ですか?今、どこで、どうしておられるのでしょうか?
 イラクでの「日本人」人質事件の日々の報道をどんな思いで見ておられるか、と思うといたたまれなくなり、ペンをとりました。
 かつて、私が勤める新聞社で、情報公開やメディアによる人権侵害の議論を紹介する記事などで、同僚たちが「国民の知る権利」と書いているのに接したとき、私は頭からさーっと血の気が引いていく気がしました。あなたと「国籍」と「市民」について語り始めたばかりのころでした。「これを辛さんが読んだらどうしよう」と、私はとっさに思ったものです。「あー、やっぱり新聞は、知る権利とか人権とか、偉そうなこと言っていても、すぐ隣に暮らす、いや社内にも声をあげずに存在する、在日のことなど、ハナから念頭にないものだな」という、あなたの皮肉を込めたあきらめきった声が、その肉声を聞く前から、耳の底に響いてきたからです。
 そのたびに、同僚たちに、そして他社の記者仲間にそのことを話し、

「国民」を「市民」に書き直せないものか、と話しました。これまで三分の一ぐらいの人が賛成してくれ、三分の二の人には分かってもらえませんでした。

 いま、イラク人質事件で、政府与党や一部メディアから「自己責任論」が喧伝されています。「警告を無視して勝手に危険地域に入ったのだから政府に助けてくれなどというのはムシがよすぎる」というものです。「救出費用を自己負担させろ」というものから「ごめんなさいと言え」「助けてほしいなら国に批判がましいことを言うな」というものまであります。それに対する私たちの反論は「『国民』には国家に庇護を求める権利があり、国家には『国民』を救出する義務があるのは当然で、政府の責任逃れだ」というものでした。それはその限りでは、きっと「正しい」議論でしょう。
 イラク戦争末期、私がアンマンからバグダッドに入ったとき、私たちのコンボイ(隊列)やその前後にはジャーナリストのほかに、少なからぬ人道支援の市民活動家も混じっていました。そして、その中には、緊急支援の医薬品をリュックに詰めた少なくとも十数人の、韓国からの平和運動家がいたことを知っています。
在日の団体と連絡をとりながら、元日本軍慰安婦への救援や慰安婦制度の責任者を裁く民衆法廷運動をしていたグループなので、共通の友人がいて、とてもうれしく、心強く感じたことを思い出します。
バグダッドに入ってからも、ときどき会って、意見と情報を交換していました。在日の人たちが、ここへ来て、人道支援活動を行うようになるのも時間の問題だ、と私はそのとき、確信しました。
 しかし、ふと、いま、また、あなたの遠い声が私の耳に聞こえてきます。
 「私たち在日が危機に陥ったとき、いったいどこの国の政府が助けてくれる?日本政府も韓国政府も、私たちを見捨ててきたのだから。私たちは人道支援にさえ行けないのか」と・・・・・・。
 「国」を奪われた「在日」はそんな苦しみを抱えているからこそ、それが分かるからこそ、一番、いまのイラクの人びとの役に立てる、私はそう確信している。だって、あなたは、脱北の子どもたちを救いに、中朝国境にまでのりこんでいったじゃないですか。
 辛さん、あなたは、どこか遠くで、いまも、「国家」という怪物に牙をむいて吠えているのでしょうね。


どへぇ、唐辛子臭が漂うコラムですな。日本にいてもイラクにいても朝鮮人のことばかり考えている本田雅和。エキサイトし過ぎて三馬鹿事件と関係ないことばかり書かれていますが、そこがまた素敵過ぎます。
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